韓国江原道(ピョンチャン冬季オリンピック開催地)で、レゴランド開園計画があり、原野を開墾して、土地無償。入場者200万人を見込み、運営費赤字分は、自治体が補てんする計画。このような条件をどう考えるかで取材をうけました。
名古屋のレゴランド計画
計画の経過は以下の通り
2008年4月金城埠頭に「モノづくり文化交流拠点構想」発表
基本理念
1 産業技術資産を保全・展示・活用し、モノづくり文化・技術の継承と発展を目
指します。
2 モノづくり文化や歴史を新たな街の魅力として生かし、世界の技術・情報や人々
が交流するにぎやかな拠点とします。
3 技術の発展や新しい生活スタイルの提案・体験などを通して、持続可能な社会
のあり方を提示します。
2011年3月にリニア・鉄道館開館(土地は名古屋市が無償で提供)
2011年10月民間企業が提案・正式交渉申し入れ(土地は賃貸)
対象面積第1期9ha、第2期4ha計13haの広さ
2017年4月から6月までの間に開園予定
計画をどう見るか
・モノづくり文化交流拠点構想の理念とは異なるのでないか・外国資本であり、地元の 中小企業の技術の伝承に役立たない。
・子どもたちにものづくりを考える場となるのか。
・レジャーランドがなぜ、モノづくり文化と重なるのか。
・問題は、集約駐車場(レゴランド分を含む)を名古屋市が建設
建設費193億円、土地代38億円、30年間の駐車場収入で賄う計画
赤字なら税金投入
日本共産党市議団は、集約駐車場の建設に反対していることを話しました。
自治体の役割は、住民の暮らし・福祉を増進すること
韓国での税金投入の在り方に問題を持っている取材者は、この言葉に共感してくれました。韓国語は全くわかりませんでしたが、実りある話になりました。