昨日10月2日、「中村区リニアを考える会」で「リニアは誰にとって必要か、名古屋駅前開発は誰にとって必要か」と題して話をしました。
リニアは、JR東海のために必要であって、私たちには必要ない
リニア建設に対して、自然破壊、電磁波問題、電力使用量の現新幹線の3.5倍使用、出てくる土砂の捨て場、運搬問題、そして、そもそも必要性が分からないままに説明不足の説明会。それでも、建設強行のJR東海。JR東海は、「東海道新幹線株式会社」といってもいいぐらい新幹線依存。そこで、生命線確保で、高速を売り物にしたリニアの建設ではないのか。JR東海存続のためのリニア建設ではないか。また、リニアは、現新幹線の乗車料金に1000円加えるだけ。それほど現新幹線の乗車料金は高い。なのに、全国一律の料金体系でJR東海は大儲け。本来なら災害で苦しむ東北三陸鉄道建設や、北海道に回すべき。「国鉄分割民営化」でこれもできない。
名古屋駅前開発は、だれのため
河村市長は、「リニアが来たらみんな東京へ行ってしまうストロー現象。逆ストローで人を寄せるために、『魅力あるまちづくり』で名古屋駅前開発、名古屋城天守閣木造化で『稼げる街』をつくり、福祉に金を回す」と言っています。住民が安心して安全に暮らせる街こそ「魅力あるまち」だから人も寄ってくるのではないでしょうか、と問いかけました。
団結してまちづくりを進めよう
JR東海は、名古屋新駅建設のために長年暮らす人を追い出そうとしています。みんな団結して「住み続けよう」と呼びかけました。
10月6日午前10時、名古屋城天守閣木造化について経済水道委員会で審議
名古屋城天守閣木造化を2020年7月までに強行しようという河村市長に対抗して、「まず、耐震化、そしてじっくり市民の声を集める」ために、否決を求めて委員会審議に臨みます。