11月30日、名古屋市議会本会議場で、「少子高齢化、人口減少を理由にした、はとり幼稚園や若宮商業高校廃止の中止」を求めて質問しました。質問の大要はこちら。
少子高齢化、人口減少理由の市民施設廃止・縮小に道理なし
少子高齢化、人口減少で若い人たちの割合が減り、高齢者の割合が増えて財源不足で、行政の見直しが必要という理由で、市立保育園、市立幼稚園、市立高校の廃止を河村市長は進めよう、あるいは進めています。未婚の若者は、結婚希望が9割近く、理想の子どもの数は、2.24人です。経済的に不安定だから希望が叶えられない。希望を叶えるのが名古屋市の役割。希望が叶うと人口は、今の230万人とほとんど変わりません。ということは、少子高齢化、人口減少を理由に行政の縮小は行政の役割の放棄です。
非正規労働、低賃金、長時間労働が経済的不安定の原因
待機児童解消も大切。とともに、そもそも結婚できない若者がいる原因を明らかにして施策を打つ必要があります。非正規労働などが原因です。せめて、名古屋市が、運営費削減、人員削減のために行う民間委託、指定管理者制度を中止することを求めました。しかし、拒否。これも少子化克服と矛盾する対応です。
大都市でありながら住みやすい名古屋の強みを発揮しよう
少子高齢化、人口減少を克服し、住みやすい名古屋実現を進めると決意も述べました。