27日付読売新聞愛知版は、21日の名古屋市議会の私の質問を取り上げ、天守木造復元の許可について、市長以外の市当事者は「大変厳しい状況」という答弁に対し、河村市長の「見直しをするつもりはありません」という答弁との不一致を取り上げています。
10月文化審議会は無理
文化庁へ、資料提出も行っていない名古屋市。背景には、天守台石垣の保全修復について有識者の求めに応えた施策が行われていないことがあります。河村市長は、市長選で勝ったから何でもやっていいと言わんばかりの答弁。しかし、10月文化庁の許可が出なければどうするのでしょうか。まさか、有識者に責任を転嫁することはないと思いますが。
市長の責任で、できないというべき
できないことはできないというのも河村市長の責任です。市民は、市長選挙で、白紙委任しているわけではありません。いったん立ち止まって市民の声を聞くために計画の見直しをすることが河村市長の責任の取り方です。