名古屋市上下水道局は、水道基本料金2カ月分免除と、新型コロナウイルス感染症の影響により支払い困難の場合上下水道料金の猶予を最長今年12月までとすることを、5月11日明らかにしました。免除は、8月検針分からですから、9月か10月請求分です。一般家庭で、口径13ミリの場合1375円、口径20ミリで2354円免除です。
日本共産党名古屋市議団は、4月28日、「上下水道料金の支払い猶予や減額、免除を行うこと」を河村市長に申し入れていました。
目的は、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市民生活や事業活動の支援及び市民の方の積極的な手洗いの実施による感染予防」です。対象は、「すべての水道利用者」で、名古屋市内以外に、大治町、旧甚目寺町、旧清洲市、北名古屋市の一部地域の給水区域の方です。
減額総額は約22億円です。水道の特別会計で行います。今後、名古屋市として、税金などで賄う一般会計を財源にして、2か月だけでなく、一定期間免除することを求めていきます。