活動日誌

名古屋市議会深夜11時20分開会

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 5月19日(火)午後11時20分、名古屋市議会5月臨時会が予定の午後1時30分から10時間近く遅れて開会され、名古屋港管理組合議会などの議員を指名して閉会しました。

 なぜこんなに遅れたのか。15日個人質疑が行われています。その質問通告を行うことになっていたのが13日午後1時30分まででした。そのあとに、議会運営委員会理事会が開催され質問者、質問項目の確認が行われるはずでした。ところが、理事会が行われたのは、午後4時30分から。理事会は各会派幹事長が構成員であり、私も日本共産党市議団幹事長として参加しています。なぜ、3時間近く遅れたのか。理事会で、減税日本ナゴヤの幹事長が、質問通告に手間取り遅れたと発言しました。遅れたことに謝罪も行いました。ところが、経過を説明していくと、いろいろ調整を一生懸命行ったが結果として遅れたという、謝罪の説明になっていない発言でした。他会派の幹事長は納得せず、継続審議となり、この日は散会。

 昨日19日、午前に理事会が開会され、この日の議事の確認。その場で、減税日本ナゴヤの幹事長が、団長とともに、前日18日に、事態の収拾のために自民党市議団団長に会い、説明したことが明らかとなりました。理事会として審議していることを理事会でなく、他会派団長に収拾依頼に行くという事態に、また、他会派幹事長が追及質問。減税ナゴヤ幹事長は、「責任は今後も丁寧な説明を行うことで果たしていきます」というだけ。「丁寧な説明をしても納得されなかったらどうするのか」という質問にも、「丁寧な説明を行うことで果たします」という繰り返しで、事態についての責任発言はなし。事態収拾のないまま時間が過ぎるということになりました。団長や幹事長の会議も行われましたが、減税ナゴヤから責任をとる発言はありませんでした。

 午後11時、議会運営委員会が開かれ、議事の確認と、「減税ナゴヤ幹事長に対する理事会理事の不信任決議」が提案され、多数で可決。私も賛成しました。その後、11時20分、本会議が開催され、5月臨時会は閉会となりました。

名古屋市議会本会議場全景(2月議会)

 理事会開催を遅らしたことに謝罪すれば済む話が、10時間近く開催延期する事態となりました。議会運営委員会理事会の誠実で円滑な運営をすすめるよう、改めて求めていきたいと思います。市政を監視し、市民に責任を持つ議会実現のためにも。

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