ごあいさつ

日本の政治は激動の時代を迎えています。私は、党を作って91年の歴史を持ち、草の根でしっかり国民のみなさんと結びついてがんばることができる日本共産党の一員として、安倍自公政権の暴走にストップをかけ、打開のための建設的提案と共同の運動を広げるために全力でがんばります。

大きな期待を集めた民主党政権は、国民の期待を大きく裏切る結果に終わりました。なぜ失敗したのか、それは、60年間続いてきた自民党型政治を根本から変える展望を持たなかったからです。

安倍政権は、「アベノミクス」、「三本の矢」などともてはやされています。「投機」と「バブル」で物価の値上げをはかるという異常なやり方は、いづれ破綻は避けれません。「給料や年金は増えないのに物価だけ上がったら、生活が大変になる」との不安が広がっています。さらに、安倍政権は、来年4月からの消費税増税と社会保障の削減をおしすすめようとしています。これでは、ますます消費が冷え込み、デフレ不況が深刻になってしまいます。国民のみなさんの懐をあたためてこそ、景気回復は実現できます。国民のみなさんの所得を増やし、内需をあたためるために全力をあげます。

私は、東日本大震災で被災した岩手県釜石市や大槌町へボランティアに行き、被災地の様子、被災された方の声に耳を傾けてきました。とても先進国とは思えないような支援と復興の遅れを実感しました。まさに、政治の責任です。また、福島県にも3週間ほどボランティアに行き、飯舘村などにも行ってきました。普通の人の普通のくらしが奪われてしまうのが原発事故です。政治の責任で震災からの復興、そして、原発即時ゼロ、自然エネルギーへ転換を実現しましょう。

富山県は豊かな自然が広がり、農林漁業が盛んです。TPP交渉参加は、富山県の豊かな自然と基盤を壊すものです。私は、TPP参加反対を貫き、農林漁業を基幹産業として発展させるためにがんばります。

夏の参議院選挙は、デフレ不況からどう抜け出すか、消費税増税、TPP、原発をどうするか、憲法改悪など、私たちの行く末にとってとても大事な選挙になります。私は、みなさんの声と思いをまっすぐ受けとめ、全力でがんばります。みなさんの大きなご支援をお願いいたします。

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