2020年7月完成期限が、市長の一声で、2022年7月完成予定に変更。505億円の建設費が「上昇することも考えられる」と言っていたのが、市長と竹中工務店の話し合いで上昇なしと1日で変更。こんな進め方でいいのでしょうか。討論の中身は。
議案の変更は取り下げるべき。取り下げないなら採決し、きっぱり否決を
12月7日本会議での反対討論。第1が、交渉しているだけなのに、いつの間にか契約したことになっている。市長と議会での説明の食い違いがあるなら、議案は白紙を。第2に、建設費505億円の交渉前に、値上げの話が出る。契約前におかしい。第3に、そして何より、2020年7月東京オリンピックに間に合うのが最大のメリットと言っていた大前提を勝手に変える。こんな議案は取り下げるべき。取り下げないなら採決し、きっぱり否決を求めました。
審議が長引いたのは市長発言が原因。議会の責任はない。
河村市長は、「議会が議決すべき事件を議決しないなら市長の専決処分で、契約する」と言っています。しかし、6月議会で、市長は、「耳を傾ける」「しばらく時間がほしい」というので議会は継続審査に。9月議会で、完成期限を「2年延長する」という。私たち日本共産党は議案の変更だから取り下げろ、と主張。自民、民進は、「突然の提案で検討に時間がほしい」と継続審査に。そして、11月議会では、建設費の変更まで言い出す。すべて市長発言がもと。市長の責任こそ重大です。そして、「議会に責任はない」と議会で市も発言しました。
市政の監視役として議会はきっぱり否決。夢のある名古屋城整備を。
河村市長の提案は否決をする。そして、あらためて名古屋城を名古屋の歴史、文化のわかる場所にして、「尾張名古屋は城でもつ」を実のあるものにするため来年もがんばります。