昨日5月9日、名古屋市と竹中工務店との間で2022年12月31日までに、天守閣木造化を467億1千万円(消費税及び地方消費税を含まない)で行うことが協定されました。その協定書を名古屋市から入手しました。
2019年9月現天守解体
現天守解体、木造復元を2018年10月に文化庁が許可すれば、2019年3月外部エレベーターの解体、9月に現天守解体の予定です。しかし、その許可は簡単ではないといわれ、文化庁の審議の動向を注視し、解体させないようにしたいと思っています。
2019年4月市議会選挙で日本共産党議席前進させ、予算や契約案件否決で「木造化を急がせない」
残念ながら、河村市長再選で、木造化は進められています。しかし、選挙での出口調査、選挙中の世論調査で、「木造化は2022年より後でよい」と「木造化反対」を合わせると過半数を超えています。市民の声を聞く時間を取るべきです。入場者調査の結果を受けての論戦や2019年4月市議選で市民の声を市政に届けるよう引き続き進めていきます。協定書では、解体や工事施工の予算や契約案件の議決が得られない場合、それまでの支払いは必要ですが、その後の契約部分の損害賠償の責任はない、と明示されています。