活動日誌

リニア開業を前提のまちづくりへの疑問と市民が住み続けられる名古屋へ

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リニア学習会2014.2.8名古屋市の新年度予算の審議が始まりました。

河村市長は、リニア新幹線開業でストロー現象で名古屋沈没するから「おもしれぇ街」をと大型開発

 2027年、リニア新幹線は品川ー名古屋間で開業すると、名古屋がストロー現象で、東京へ吸い取られてしまう。だから、名古屋を「おもしれぇ街」にして逆ストローで東京から人を呼び込むんだ、と河村市長は予算提案しています。新年度予算では、名古屋駅周辺まちづくりで2000万円、名古屋駅ターミナル機能強化で4000万円、笹島地下通路建設(名古屋駅南にある笹島交差点から愛知大学付近まで総額130億円事業費)に8億8900万円計上しています。

リニア新幹線そのものの問題と、リニア開業に合わせた名古屋駅前再開発計画、二つを分けて考えるリニアを再考せよ

 リニア新幹線は、東海道新幹線が古くなってきて大改修が必要、第2に、大規模災害に対する抜本的な備えが必要、第3に、高速性による時間短縮効果があるとJR東海は、建設の必要性を掲げています。

 しかし、第1では、東海道新幹線は、昨年から大改修に入っています。第2に、南海トラフによる大地震が心配されることは事実ですが、現在の海岸よりの東海道新幹線の一部をバイパス建設で十分ではないか。たとえば、浜名湖付近。第3に、だれがそんなに急いでいるのか。を含め、必要性もありませんし、電気量の多さ、電磁波、自然環境破壊など問題点ばかり出ています。

JR東海が単独で建設し、国が金を出すわけでないから、と国会審議されず、国民に問題点が知らされてこなかった

 JR東海という民間がやることで、国が金を出すわけでもないから、と国会で大きく取り上げられず(日本共産党の佐々木憲昭議員や穀田恵二議員が取り上げたが)私たちに全容を知らされないまま、計画がすすめられてきました。

リニア新幹線は必要性がないし、2027年開業だってわからない

 名古屋のまちにとって、リニア新幹線がどんな意味があるのか、全容もわからないままに、名古屋市は、開業前提で、名古屋駅前の再開発を進めようとしています。しかし、私は、必要性がないと主張してきました。

 そして、2027年開業だってどうなるか分かりません。日本列島の中央構造線、糸魚川ー静岡構造線の赤石山脈を10年で貫通できるのか根拠はありません。現に、JR社長も「掘り返してみなければわからない」と言っているのです。そんな計画に頼って駅前大改造、とはとんでもありません。名古屋駅前は多額の費用で再開発、乗り換え施設ができたが、リニアは来ない、なんてことが十分予想されます。

名古屋市の仕事は、市民にリニア問題を知らせ、市民が安心して住み続けられるまちづくり

 リニア頼みでなく、市自らが、主体的に、市民が住み続けられるよう「住民福祉の増進」「憲法が暮らしに生きるまち」をめざすべきではないでしょうか。

写真は、上が、日本共産党市議団主催「リニア新幹線計画と名古屋のまちづくりを考える学習交流会」(2月8日)、下は、「リニア新幹線を再考せよ」(2月18日公共交通のJRのあり方を考える愛知懇談会設立総会)

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