活動日誌

名古屋市会議員定数削減でなく、市民に開かれた議会改革を進めます

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2016.1.23朝に新聞定数記事 23日付朝日新聞朝刊で、自民党、民主党、公明党、減税日本は、議員定数を75から68に7削減する提案をし、日本共産党は、反対という記事が載っていました。

「身を削る改革」でなく「民意を削る改悪」

 議員定数の7削減により、議員一人当たりの名古屋市民の人口は、約30400人から約33500人へと増加し、それだけ、民意が議会に届きにくくなり、「身を切る改革」どころか、「民意を削る改悪」です。

今、議員定数削減の必要はどこにあるのか。ありません。

 日本共産党は、現状の75を維持することを求めています。今、なぜ、議員定数を削減する必要があるのでしょうか。名古屋市の場合、議員一人当たりの人口は、約30400人で、政令都市20のうち、横浜市、大阪市に次いで、議員一人当たりの人口が多い。議会の意思は、市民の意思を鏡のように議会に反映しなければならない。また、名古屋市会議会基本条例第16条2項で、議員定数については、「各層の多様な民意を市政に反映させるために必要な人数を確保」するとしています。以上の趣旨を踏まえれば、今、議員定数を削減する必要はなく、現状を維持することです。

議員、議会の仕事は、第1に、市政のチェック・監視

 今議会に求められていることは何でしょうか。河村市政は、国の悪政の防波堤となって市民生活を守らねばならない時、「稼げる街」として「名古屋城天守閣木造化」をすすめ、稼げなければ福祉に金は回らない、と福祉を軽視しています。「今、市民の暮らしや命が危ない時、そんなことをやっている時か」「木造化はいいが、もっと時間をかけてじっくりといいものをつくるべきだ」このような市民の声を市政に届け、市民要求を実現することが議員、議会の役割ではないか。その時、「天守閣木造化」の動きに反対せず、市民の声を削る施策を行っていては、市民の議会ではありません。

身を削るどころか、身を太らせる報酬引き上げ案

 また、新聞報道では、議員定数を削減して身を削るといいながら、身を太らせる議員報酬引き上げを行おうという動きであることも明らかとなりました。日本共産党は、議員報酬について、選挙での公約であり、特例でなく恒久条例として年800万円を維持し、市民生活改善に取り組むものです。

政務活動費の引き下げなど議会改革を進めます

 引き続き、2月議会の条例化の動きに反対し、議員が身を削るというのであれば、愛知県議会でも問題となっている政務活動費について、議員一人当たり月10万円の削減、年120万円、定数75で、総額9000万円の削減を行い、開かれた議会実現のための議会改革こそ必要ではないでしょうか。議員の仕事とは何か、改めて原点を踏まえた活動をめざします。

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