昨日12月16日、「まだ止められる2022年名古屋城天守閣木造化」シンポジウムを日本共産党名古屋市議団主催で開催しました。窓越しに名古屋城が見える会場です。
もう決まったんじゃないの。止めることができるの?の声にこたえて展望示す
「もう議会で決まったからどうしようもない」「木造化を止めることができるのか」などの声に対して、民意は、「2022年木造化に反対」が過半数であり、505億円の建設費に税金投入となればますます市民サービスが悪化することから、現状と、止める展望を示そう、と開催されました。鉄筋鉄骨コンクリートの大阪城は耐震・老朽化補強であと100年は大丈夫、市の学芸員で博物館機能も充実と渡辺武大阪城天守閣元館長。鉄筋鉄骨コンクリート天守の耐震問題、天守木造化の全国的な動き、文化庁の方針について毛利和雄さん。天守閣が木造化となるとどうなるかについて滝井幹夫さん。そして、本物である石垣の保存、修復を丁寧に進めることが大切で時間がかかること。その間に再来年4月の市議選で、「2022年木造化反対」の議会勢力を増やす、具体的には日本共産党の議席増を実現して方針変更を求められる展望を私が提案しました。
会場から求めよう、の声
会場からの質問に答え、木造化の内容、観光客が増えたらどうなるか、振出しに戻って議論を、環境保護からも木造化反対、など様々の質疑が行われました。
市民の城は市民の声で。あきらめない
最後に、市民の声を聞く場を引き続き設け、「2022年木造化反対」現天守の耐震・老朽化補強、博物館機能の充実の声を広げる運動をすすめます、と党市議団としての決意を西山あさみ議員が述べました。