活動日誌

名古屋城天守閣木造復元事業は中止を

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2月26日、名古屋市議会で、名古屋城天守閣木造復元の設計のための実施設計費を来年度に繰越す議案があり、繰越を取り下げることを求めて質問しました。回答を入れて15分でした。

最初に、観光文化交流局長に以下の項目について質問しました。

○現天守閣の解体予算を取り下げる以上、実施設計(天守閣木造復元の設計)予算も取り下 げるべき

○設計の基礎資料となる石垣調査等の目途も立たない実施設計は取り下げるべき

○繰越予算計上は、石垣の調査保全修復を最優先するという有識者との約束をもたがえるものでは 

回答の中で、「石垣部会との打ち合わせにおきましては、『文化庁からは、復元まで一体でと言われていることもあるので、名古屋市が全体整備検討会議との関係を整理していくなかで、これからは復元まで含めた議論を行っていく事になる』とのご意見をいただいております。」とありました。石垣部会が、木造復元について議論をしていくというだけで、復元の賛否を示していないことは明らかです。

○石垣保全に必要な調査研究体制が整っていないなか、完成の目途すらわからない実施設計は中止すべき

  • 再質問で、実施設計が完成できる根拠を質問しましが、局長は根拠は明らかにできませんでした。

 そこで、河村市長に対し、事業を中止するためにも、繰越を取り下げるべきと質しました。

【河村市長】石垣部会の皆さんとは完全に目指す方向性においては一致しておりまして、私は今市長をやらさせていただいておりますけれど、市民の皆様から、まあとにかく早うつくってもらわんと死んでまうがやという声をよう伺っております。こりゃ本当に。文化庁とも確認しまして、石垣部会とも仲ようやってちょうよと、まあそういう言い方ではありませんでしたけど、もうちょっと丁寧な言い方でしたけど、石垣部会と一緒になってということで、すすめて いきましょうと、木造をですね、そういうふうに伺っておりますんで、データが出てきたら速やかにやりますよと、と文化庁から聞いておりますんで、誠実に従っていこうと、そういうことでございます。

【江上議員】やはり市長からも繰越しをする根拠は明確に示されませんでした。期限を切っての木造天守閣復元に市民合意はありません。2020年7月というのが最初に提案されたものです。2020年7月から2022年12月完成も断念いたしました。技術提案交渉方式による基本協定そのものがいま問題となっています。2016年の提案当時「4年間の工期で完成する能力は名古屋市にないので技術提案交渉方式」を取るとしていました。この方式は、金額が高くなる危険があり、現に505億円という金額が出てまいりました。当時の説明では、250億円から400億円と言われていたにもかかわらずです。その期限が伸びているのです。技術提案交渉方式そのものを導入した意味もありません。完成時期もはっきりしない、技術提案交渉方式でなければ費用も見直しが必要です。市民合意がない事業を強引に進めてきた結果がいま現れています。実施設計繰越は取り下げ、名古屋市と建設会社との基本協定書を廃棄し、事業を中止することを求めて質問を終わります。と結びました。

全文はこちらをご覧ください。

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