中川区名古屋西ジャンクションから、南へ、飛島ジャンクションまでの、環状2号線中央部高架道路建設に伴い多くの住民から不安の声が出ています。
昨年9月28日、「名古屋環状2号線事業説明会」(国土交通省主催)が、富田農協で開催されましたが、道路計画の説明のみで、住民の不安に答えた回答はありませんでした(民主なかがわ第109号2012年10月1日)。港区では、工事が始まっています。住民の不安を解消しようと、4月14日、「名古屋環状2号線から環境を守る会」(略称:環2から環境を守る会代表内川朝夫さん)が結成され、学習会や、国への申し入れを行ってきました。愛知国道事務所・中日本高速に対して、「住民の生活と安全・環境を守るため、住民との話し合いの場・事業説明会」を開くよう求めていますが、対応しません。
そこで、9月4日、都市計画決定者である名古屋市に申し入れを行いました。街路計画課の二村課長は、「住民の不安への丁寧な対応を求めてきたし、求めていく」と回答しました。
会では、住民の声を署名で集め、不安にこたえる住民説明会を引き続き求めていく、と言っています。
なお、総事業費は、1350億円で、うち中日本高速は、308億円の負担のみ。残りの1042億円は国負担ですが、国は、そのうち4分の1を通過する自治体に、国直轄道路負担金という形で負担を求めてきます。名古屋市内通過は、6割強ですから、名古屋市の負担は、160億円弱の負担が考えられます。中川区内では、交通量も多くなく、公害が心配されるのに、税金を使うのはどうか、の声もあります。
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