名古屋市が2022年名古屋城天守閣木造化の進捗状況について説明会を始めました。日程は下記のとおりです。
日時所定員
1月18日(木)18:30~20:00 港文化小劇場
1月19日(金)18:30~20:00 北文化小劇場
1月23日(火)18:30~20:00 名東文化小劇場
1月24日(水)18:30~20:00 南文化小劇場
1月28日(日)10:00~12:30 鯱城ホールのシンポには市長も出席予定です。
市民の合意は得ていない2022年木造化
16日の説明会に参加しました。会場からの質問からこんな疑問が多い感じです。
名古屋市の2016年5月の2万人アンケート、2016年4月の市長選挙時の世論調査で、
2022年、あるいは、2020年木造化賛成は、2割。期日を選ばず木造化と現天守耐震
化合計で6割以上。民意は、河村市長提案に反対でないか。なぜ、2022年木造化が
民意と言えるのでしょうか。
本物である石垣保存修復が最優先
木造化でも耐震化のため、石垣との接点で保存が問題となっています。石垣の保存修復
が最優先です。石垣保存ができていない間に、現天守を解体することはないということの確認が必要です。
バリアフリーは、現天守の耐震化でこそ可能
天守は地上から48m。最上階の床まで38m。ビルで言えば13階に当たります。障がい者だけでなく、高齢者でも、子どもさんでも、健常者でも、登るのは大変です。現天守でエレベーターで最上階まで登れるようにするのがバリアフリー対策としては最善でないか。その点でも、現天守の耐震化がベストでないでしょうか。
「反対意見もあるのだから無理せず、市民の声、例えば市民投票で聞いてほしい」という地元の方の声がありました。これが市民の声ではないでしょうか。