9月22日付中日新聞に「名古屋城天守復元申請まだ 市「来月の認可厳しい」の見出しの記事が出ています。2022年名古屋城天守閣木造建設のためには、特別史跡の現状変更許可を文化庁から得なければなりません。「許可」がなければ現天守の解体も、木造復元もできないということです。
7月4日以後、市民にも議会にも情報公開がありません
6月議会で、「許可」もないのに、木造化のための「木材契約」が、日本共産党以外の会派の賛成で可決されました。7月4日以後、「許可」を得るために名古屋市は手続きを進めているはずですが、9月議会が始まるまで、議会に報告はありませんでした。昨日の本会議での議員質問で、「許可は大変厳しい」と答弁がありました。
では、なぜ、厳しいのか
2022年木造化のためには、名古屋市は、10月「許可」を得るスケジュールです。なぜ、許可を得るのが厳しいのか。理由を25日に質問する予定です。
原因は、2022年木造化完成に河村市長がこだわるから
この間名古屋市は資料作りで、「現天守の価値」をまとめました。その中身は市民に知らされていません。石垣の何が問題なのかも知らされていません。障がい者も誰でも一緒に登れるバリアフリーの実現のためのエレベーター問題もあります。しっかり、市民の声を聞くときです。それができないのも河村市長が、2022年完成にこだわっているからではないでしょうか。河村市長に、「いったん立ち止まって市民の声を聞け!計画の見直しを」求めて質問を予定しています。
9月25日(火)午前10時20分ごろから名古屋市議会で質問予定
「名古屋城天守閣整備事業の見直し」をテーマに質問します。ぜひ傍聴をお願いします。また、名古屋市役所のホームページから、名古屋市議会の議会中継をご覧ください。このホームページに感想もお願いします。